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回遊式動線にしたおうちの実際 ~回遊式のメリットとデメリット~

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こんにちは。かのんです!

いよいよ今週はクリスマス。

そして、来週で2022年ももう終わりですね。

さて、今日はこれからおうちを購入もしくは新築される方向けのお話です。

「おうちを建てる」「購入する」って、とっても夢がありますよね。

私たちもそうでした。

すでに子どもは2人いたので、将来のことも考えて部屋数はどうする?とか、広さは?とか、いろいろ夫婦の話にも花が咲きました。

中でも、私たち夫婦が(というよりも特に私が)こだわったのは、「動線」でした。

いきなりですが、みなさん「回遊式」という言葉をご存知でしょうか?

漢字からも想像できるように、ぐるりと1週回れる状態のことです。

部屋①→廊下→部屋②と移動するのではなく、部屋①から部屋②へ直接移動できる状態です。

私はその当時はこの言葉を意識して建築士さんとの話に加わっていたわけではありませんでしたが、できあがった動線はまさに回遊式でした。

今回は回遊式の家に8年以上住んだ私たちから見るメリットとデメリットをお伝えします。

【回遊式のメリット①】動きに無駄がない

我が家は2階にリビングとキッチンがあります。

そのため、だれか来客があると、そのたびに1階まで下りていかなくてはなりません。

これがもし、キッチンからリビングを通って廊下・階段へと出なければならないとすると、とてもおっくうです。

が、我が家の場合は階段・廊下からリビングへも、そしてキッチンへと続くパントリーへも直接入ることができます。

これでキッチンやパントリーにいてもぐるっと回ることなく廊下まで出られるので、とっても便利です。

【回遊式のメリット②】荷物の移動を最小限の動きで完了させられる

先ほども書いたように、我が家は廊下から直接パントリーに入ることができます。

キッチンが2階にあるので(購入時から2階にあり、1階に水回りを下すのにはお金がだいぶんかかると言われたのであきらめた)、玄関からそこまでの持ち運びはあきらめるかもしれませんが、それでも、買い物をして帰ったときは最小限の動線で荷物を片付けることができます。

また、洗濯機のある脱衣所からクローゼットへ、クローゼットから子ども部屋へとつながっているので、洗濯物はたたんだらそのままクローゼットへ持って行って片づけられますし、子どもたちは朝起きたらそのままクローゼットへ移動して着替えることができます。

リビングと子ども部屋だけが直接部屋から部屋へと移動できない場所なのですが、子どもたちがまだまだ小さかったころは、ここも通り抜けできるようにしたかった!と常々思っていました。

なぜかと言うと、子どもたちがリビングで寝てしまったときに連れていったり、逆に子どもたちが子ども部屋で寝ていて、突然泣き出したりするときに、いちいち廊下に出なくてもいいから。

子どもを抱えて移動するのって大変ですしね。

ここが回遊式にできなかった理由は、我が家が2×4(ツーバイフォー)で建てられたおうちだったから。

ツーバイフォーの場合、壁が柱の役割をしているので、抜いても大丈夫な壁と抜いちゃダメな壁があるんです。

子ども部屋とリビングの間の壁は抜いちゃダメな壁だったので、新たにドアを設けることができず、断念しました。

でも、今となっては逆に、ここは回遊式になっていなくてよかったなと思っています。

主に娘ちゃんですが、大人が起きていると「なかなか眠れない」と言ってしょっちゅう起きてくるからです。

もし、ここが回遊式だったら、きっともっと頻繁に起きてきていると思います(娘ちゃんは暗いのが怖いので、なるべく廊下に出たくない)。

【回遊式のデメリット】子どもたちが走り回る!

これは盲点でした。

どこからでも通り抜けできるため、子どもたちが家中をぐるぐると走り回れる状態に。。。

特に、キッチンからパントリー、廊下につながる動線は、便利なので外せないところですが、調理中だろうと何だろうとかまわずに私の後ろを通り抜けていくため、危険極まりない状況です。

今は、子どもたちも成長して理解できる年齢になったので注意すればやめてくれますが、子どもたちが保育園に通っていたころは、キッチンとリビングの間にゲートを取り付けていました。

こんなやつ↓

なので、回遊式にする場合、特に子どもが赤ちゃんのときには危険性を感じることは少ないかもしれませんが、やがて大きくなると追いかけっこをするようになり、危険が増す可能性があることも心にとめておいてくださいね(またさらに大きくなると危険性<利便性になりますけどね)。

回遊式にこだわった理由

かのん家の場合はあえて回遊式にしようと決めていたわけではなく、結果的によくよく見てみたら回遊式になってるね、という状態でした。

たぶん、私が育った実家にその原因の一端があると思います。

なにせ、実家もみごとな回遊式の間取りで、子ども部屋(3人で1部屋)には4つも出入り口がありました。

まぁ、そんなにたくさんあっても、結局は家具を配置するのに壁が必要になり、そのうちの2つは新築時からほぼずっと閉鎖状態ですが(笑)

あとはやはり、一般的にもよく言われるように、なるべく家事動線を短くしようとした結果でした。

まとめ

上にも書いたように、回遊式には「素早く移動できる」、「家事に欠ける時間を短くできる」というメリットと、「子どもたちの追いかけっこのコースになる」というデメリットもあります。

デメリットを一時的なものと捉えてリスクを受け入れるか、一時的にしろ一切のリスクを排除するかは、そのご家庭しだいです。

が、私の主観でいうと、子どもたちが小さい時期は一時ですが、大人が住むのはほとんどの場合がたぶん一生なので、動線に関しては、大人の便利優先でもいいところなのかなと思っています。

それではみなさん、今日も笑顔の1日をお過ごしください!