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子どもの習いごと どう選ぶ?

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小さなお子さんを子育て中のお父さん、お母さん、世の中には数えきれないくらいたくさんの習いごとがあって、どれを習わせたらいいか、悩みますよね?

昔からあるスイミングピアノそろばん

まだまだ人気の英会話??

それとも今話題のプログラミング???

どれもそれぞれに良いと言われる効果があって、目移りしちゃうその気持ち、よく分かります。

かのん家でもいろいろと迷い、ときには夫婦間での意見の違いで言い争いになりそうになったこともありました。

が、「子どもも親も笑顔でいられる」という目線から我が家が出した結論は、「子どもが一番楽しめるものがいい」。

この1点につきます。

今回は、現在のものも含め、これまでの子どもたちの習いごとを紹介しつつ、どうして続いているのか、はたまた続かなかったのかについて書いてみたいと思います。

【習いごと・その1】水泳

水泳を選んだのはまったくもって私の独断です。
いつどの時点でやめるかを除いては、子どもたちの意思はまったく関係ありません(苦笑)。

冒頭で「子どもが一番楽しめるものがいい」と言いながら、「矛盾している!」と思われたでしょうか。

水泳は私にとって、ただの習いごとではないんです。
命を守る術」を教えてもらう場所という認識でいます。

こう思うようになったのは、2011年の東日本大震災が起こった後です。

私も金づちではありませんが得意というわけでもないので、いざというとき助けてやれません。

というか、3人いる時点で不可能です。

そこで「自分の命は自分で守ってもらおう」ということになりました。

始めるときの約束は、最低でも「クロール」と「平泳ぎ」ができるようになるまでは続ける、そのあとは続けてもやめてもいい、というものでした。

さてさて、兄くんは6年と半年くらい通ったでしょうか。
みごとに平泳ぎまで習得しましたが、すぐにやめてしまいました。

弟くんは7年かけてがんばってクロールまでクリアしました。
でも、水泳を始めた1年間はレッスン日に毎回泣き続けたくらい、弟くんはプールが好きじゃないんです。
最初の1年、どれだけ私の心も折れそうになったことか。。。
その後は泣かずに行けるようになりましたが、クロールまでが限界でした。
本人がどうしてもやめたいというので、「よく7年頑張った!」という思いでスイミングを卒業することにしました。

最後は娘ちゃんです。
娘ちゃんは今も現役でスイミングスクールに通っています。
始めてから3年ちょっと。クロールはクリアしました。
時々「早くやめたいなぁ」とは言っていますが、なんだかんだと通ってくれているので、こちらからは何も言わず、毎週「頑張って来てね」と送り出しています。
平泳ぎまで続けてくれるといいなぁ。

【習いごと・その2】ピアノ

次はピアノです。

これは兄くんがまだ保育園の2歳児クラスに通っていた頃のお話です。

2歳児の教室には、0歳児や1歳児の教室にはなかった電子ピアノがありました。

担任の先生が上手に弾いてくださっていたのでしょう。
兄くんは家に帰ってくると、蓋つきのごみ箱の前に立ってはピアノを弾くマネををし始めました。

クラスに上がって半年以上が立っても毎日のように弾いている(!?)
ので、「じゃ、やってみる?」と聞いてみると、「やる!」という答えが。
その答えで始めることになりました。

途中、やめたくなったときもあったようですが、今の所まだ続いています。

さて、次は弟君です。
兄くんのレッスンを毎回見ていた弟君も、「何やら面白そう」と思ったのか、「やりたい」というようになりました。
そこで一緒に習わせてみたのですが、水泳同様、あまり好きではなかったようで、こちらは1年ちょっとで終わりにすることにしました。

【習いごと・その3】ボーイスカウト

習いごと、とはちょっと違うかもしれませんが、やっと弟くんが見つけた楽しい活動です。

ちょうど弟くんが1年生に上がった頃、ボーイスカウトの体験に行きました。

そのときにとっても興味を持ったようなのですが、当時はまだスイミングに通っていたこと、会社員共働き世帯だったのでこれ以上習い事が増えると送り迎えが大変なことを理由に、本人とは「スイミングをクリアしたらね」と約束し、加入を見送りました。

それから数年、スイミングをやめたあとに聞いてみました。

「ボーイスカウト、どうする?」

でももう、あの時の熱は冷めてしまっていたようで、弟くんの反応は「うーん。どうしようかなぁ」という感じ。

私は何か、弟くんが一生懸命取り組めるものを見つけてあげたいと思っていたので、ボーイスカウトの方に体験希望のメールを出すことにしました。

これがきっかけとなり加入することになりましたが、弟君にはボーイスカウトの活動が性に合っていたようで、今では活動日を楽しみにしているほど楽しんでいます。

【習いごと・その4】ダンス

かわいいことが大好きな娘ちゃん。

兄くんたちが学校からもらってきた体験者募集のチラシを見て、当時保育園に通っていた娘ちゃんが「行きたい」と言い出しました。

もともと、保育園の運動会でもお遊戯会でも踊ることは大好きだったので、体験からの即入会。

今もとっても楽しんで通っており、しばらくは続きそうです。

【習いごと・その5】体操

こちらは半分本人の意思、半分は私の意思で半年間だけ通いました。

身体を動かすことは嫌いではないものの、どちらかというとインドア派の兄くん。
スイミングをやめてしまうと体を思いっきり動かす機会がほとんどなくなってしまいました。

「これではいかん!」と始めたのが体操。

兄くんは器械やマット運動があまり得意ではないのですが、ボチボチと楽しんで通っていたようです。

ですがその後、学校で部活動を始めたため、この習いごとはやめることになりました。

【習いごとの選び方】まとめ

こうやって改めて振り返ってみると、やっぱり子どもたちが「これ楽しい!」と思ってやるものが一番ですね。

というか、そういうものしか続かない。
楽しくないことは大人でも続かないですもんね!

何といっても子どもたちが楽しめる習いごとだと、やる気・行く気がいっぱいなので、親が子どもに何とか頑張ってもらおうとあれこれ考えることがありません。
それが私にとっては一番かもしれません(笑)。

習いごとを「やめる」ことに関しては、色々な考え方があるかもしれませんね。
でも、私自体は特に何も感じていません。
いろいろと試してみて、子どもたちが本当に楽しめることが見つかるといいなと思っています。

親子で笑顔で過ごせること!が一番です!!