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個人事業主・フリーランスの会計ソフトの選び方

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みなさん、こんにちは。かのんです!

先日、「【インボイス制度】 適格請求書発行事業者の登録申請をしました」という記事で、登録事業者申請したときの話をまとめましたが、記事のアップ後、無事に登録通知が届きました。

さて、これで確定申告だけでなく、消費税の申告・納税もしなくてはならなくなったのですが、頭が痛いのが、そう申告です。

それでなくても帳簿付け大嫌いの私が、確定申告だけでなく、消費税の申告までしなくてはならないなんて、今から気分が憂鬱です。

簡易課税を選択したので、計算はそれほど複雑ではないのかもしれませんが、そんなに憂鬱ならばと、これまでエクセルで付けていた帳簿をやめ、起業4年目にして会計ソフトを導入することにしました。

ですが、会計ソフトも、よく知られているところだけでも、freee、マネーフォワード、弥生と3つもある。。。

ということで、今回はどの会社のソフトを導入するか、いち個人事業主の目線で選んだ基準をまとめてみたいと思います。

私が選んだときの主な判断基準は、

①自分の事業用口座を連携できるか

②紙のレシートを画像で取り込んで記帳できるか

③消費税の申告書が作れるか

④年間でかかる費用はいくらか

の4点です。

その結果、私は弥生さんの会計ソフトを選択しました。

それでは、判断基準を具体的に説明していきますね。

ポイント① 自分の事業用口座を連携できるか

手間を省きたくて導入するのだから、なるべく簡単に操作が覚えられて、今までの記帳のストレスを減らしたい!

ということで、まずは自分の事業用口座を会計ソフトと連携させて、自動で明細を取り込んでくれるかどうか、というところが選ぶ際のポイントのひとつでした。

これだと、私がよくやりがちな「生活費」の引き落としの記帳漏れがなくなって、決算書を作った後に「数字が合わない!」なんてことは、なくなるはず(詳しくは、「【確定申告日備忘録】個人事業主が決算書を作ったら、確認しておくべきこと」の記事を読んでくださいね)!

これについては、freeeも、マネーフォワードも、弥生も、対応している銀行をたくさん抱えているので、よほどのことがない限り、どれを選んでも大丈夫そうです。

それぞれの会社の対応銀行一覧は、以下のサイトで確認できます。

freeeマネーフォワード弥生
freee会計と同期できる口座対応している金融機関口座自動連携ツール対応金融機関一覧

freeeと弥生は、同じサイト内で連携できるクレジットカードも調べることができます。

ポイント② 紙のレシートを画像で取り込んで記帳できるか

私の場合、備品などはほとんどネット注文で済ませてしまうので、発生頻度はそう多くはないのですが、たまに発生する紙のレシート。

これも、できたら画像で取り込んで、自動で読み取ってくれたら嬉しいですよね?

というわけで、この点も導入前に調べました。

結論としては、どの会社のソフトでも、レシートの読み取りは可能です。

freeeと弥生は、スマホアプリを入れることで、レシートの読み取り可。

マネーフォワードは、「クラウド経費」を使ってレシートの読み取りをするようです。

あくまで「私は」ですが、各社とも「経費精算」「請求書」「会計」など、アプリがたくさんある中、マネーフォワードのように、ふだん使うことになるであろうソフト(今回は「確定申告」)とまた違うソフト(「経費」)を使う、というのがすでに心理的な負担です。

実際にはおそらく、一体的に使えるのだろうと推測しますが、まず、レシートの取り込みをするために「経費」を使うということを調べるのにも時間がかかり、すでに手間が発生しています。

時間を他のところに使いたい私には、とにかくシンプルであることが最重要事項です。

ポイント③ 消費税の申告書が作れるか

今回、「課税事業者になったことで新たに加わるであろう作業に対する不安を軽くしたい」というのが目的なので、これは外せない要素です。

こちらも、どの会社のソフトでも作成可能ですが、選ぶ料金プランが変わります(料金差については次のポイント④で詳しく)。

freeeの場合、一番安い「スターター」料金では消費税の申告書を作成できず、その上の「スタンダード」にすれば、申告書の作成が可。

マネーフォワードの場合も同じく、一番安い「パーソナルミニ」料金では消費税の申告書は作成不可、次の「パーソナル」にすれば、作成可になるようです。

弥生の場合は、どの料金プランを選んでも、サポートの違いだけで、機能はどれも全部使えます。

もちろん、消費税の申告書も作成可能です。

ポイント④ 年間でかかる費用はいくらか

ポイント③の消費税申告書を作成できるかどうか、という点で絡んできたのが料金の違いです。

freeeを選んだ場合、「消費税申告書の作成もできるように」と考えると、料金プランは必然的に「スタンダード」になります。

年間で23,760円、これを12か月で割ると1,980円です。

お試し期間は30日。

マネーフォワードの場合は「パーソナル」プランで、年間11,760 円、これを同じく月額に直すと980円。

こちらもお試し期間は1か月。

弥生の場合は、サポートがどこまで必要か、で料金に差が出てきます。

私は、ソフトの操作については自分で調べればよいと思ったので、「セルフプラン」を選びました。

年間で8,800円、これを月額に直すと734円になる計算。格安。

しかも、お試し期間はなんと1年間

というわけで、ひとまず弥生で試してみて、どうにも不都合があるようであれば、また別の会社のソフトを検討すればよいかな、という結論に至りました。

なるべく費用は抑えたい、ですよね?

会計ソフトの選び方 まとめ

人それぞれ、業種によっても必要であったり欲しかったりする機能が違うと思います。

私の場合は、

①取引先の数はそれほど多くない(たぶん、むしろ少なめ)

②経費もそれほどかからない

③消費税申告をしなくちゃいけない

④記帳は大嫌い

という条件の中で、一番マッチすると思えたのが弥生の会計ソフトでした。

これから使っていくうちにまた色々と分かることがあると思うので、それは後々記事をアップしていきたいと思います。

みなさんにとって最適の会計ソフトが見つかりますように。

それでは今日も笑顔の一日をお過ごしください!