子どもの好き嫌い、親ならだれしも経験することですよね?
「ピーマン苦い」「ナス嫌」「魚…だって臭いもん」
はい。どれもうちの子です。
いつも料理をするときに頭を悩ませる好き嫌いですが、今日は今までかのん家で試みた方法を3つ挙げてみたいと思います。
お子さんの好き嫌い改善に少しでも役に立てたら嬉しいです。
【野菜】「おじいちゃん・おばあちゃんが喜ぶね」
うちはよく、実家の父と母が家庭菜園で取れた野菜を季節ごとに送ってくれます(ありがたや)。
なので、ピーマンやナスも大量に送られてきます。
子どもの好きそうな味付けにしたりして、なるべく工夫もしてみるけど、子どももやっぱり嫌なものは嫌(食べてくれる時もあるけど)。
最後まで残して「もうおなか一杯」とか「お昼ご飯食べ過ぎてあんまりおなかがすいてない」とか、立派な言い訳が飛んできたり、異常なほどに食べるのが遅くなったり。
そんな時、我が家では実家の父と母の出番です(実際にやってくるわけではありません)。
「これ、じじとばばちゃんが送ってくれたお野菜」
と言うと、ちょっと箸が進んだりします。
それでも進み具合が悪いときは、
「娘ちゃんがきれいに食べたら、ばばちゃんが嬉しいって喜んでくれるね」
と言うと、頑張ってくれたりします(その時の気分にもよりますが)。
それでも食べられない場合は、そのときの残し具合によって「じゃ、あと1口ね」という感じで、おしまいです。
好き嫌いについては、
「今は食材が豊富なんだから、他のもので補えればそれでいい」
とか、
「食事は楽しく食べるほうが大事」
とか、いろんな意見があります。
私も上2つの意見には基本的には大賛成です。
でも、やっぱりいろんな味を知ってほしいとも思うので、
過度な無理強いはしないことを心掛けつつ、ちょっとは食べてみよう
というのが我が家のスタンスです。
【野菜】一緒に育ててみる
定番ですね。
うちではこれまで、子どもたちが好きな野菜を中心に育てていましたが、今年の夏はとうとう植えました。ナス。
初めて栽培したので収穫はいまいちでしたが、やってよかったです。
うちは弟くんと娘ちゃんの2人がナス嫌い。
栽培を始めた当初は、「ナスかぁ」と嫌そうな顔をされましたが、花が咲いたら「花咲いたから見に行こう」とか、小さな実がついたら「かわいい実がなってるよ!見に行こう」など、ボチボチと誘ってみていました。
すると、それが良かったのかどうかはさておき、ある日、ナスを食卓に出す前に「ナスは少なめがいいよね」といつもどおり弟くんに確認すると、
「もうナス嫌いじゃないよ!それは前の話!」
と怒られました。
ん?いつの間に??お母さん、そんな話、聞いてませんけど???
でも、まぁ、それならよかった。
それ以来、弟君はナスも残さず・嫌がらず、食べてくれるようになりました。
さて、手ごわいのが娘ちゃん。
まだまだナスを食べるのは苦手みたいですが、「お母さん、ナスがなってるよ」とか、興味は持ってくれたみたいなので、また来年も栽培にチャレンジしてみようかなぁと思ってます。
【魚】レシピサイトを味方にいろんな調理法を試してみる
魚はもうこの方法一択です。
普段、自分が作る料理って調理方法に偏りがあると思いませんか?
お料理好きの方はそうじゃないかもしれませんね。
でも、私は料理は特別好きでも嫌いでもありません。
なので、基本的なレパートリーは自分が子どもの頃に作ってもらったものや、給食のメニューにあったもので自分が好きだったものになりがちです。
一応、栄養のバランスとか、同じメニューが続かないようにとか、若干考えますが、新しいメニューに挑戦してみよう!という向上心はさほど持ち合わせていません。。。
が、魚好きの私に似ず、魚が苦手な兄くんと娘ちゃん(また!)を相手にするためには、多少努力が必要と悟りマシタ。
そこでレシピサイトの出番です。
長年、レシピサイトのお世話にはなっていますが、最近は特に、「子どもたちが魚をおいしく食べられるレシピ」を探しまくっています。
今はまだ、魚の種類や調理方法によって、食べられたり食べられなかったりがありますが、気長に付き合う覚悟の母です。
あ、ここで大事なことが一つ。
できたら魚は魚屋さんにさばいてもらうこと。
専門店に行きましょう!という話ではなくて、単純に手間を減らしたいから、丸ごとの魚を買うときは、魚コーナーのところで下処理をお願いしましょうというお話です。
私はもともと、大きな魚でなければ自分でさばく派でした。
せっかくさばくところから頑張ったのに(!)、
手間暇かけたものに限って、子どもたちって食べてくれなかったりしませんか?
悲しいやら、腹立たしいやら。
母だって人間だもの。
でも、食べてくれないことで腹を立てたりはしたくないから、下処理くらいは魚コーナーのプロにお願いしちゃいましょう。
私も最近はもっぱらお任せしています。
生臭いごみをおうちで処理しなくていいですしね!
子どもの好き嫌いへの対応のまとめ
毎日のことだから、頑張り過ぎは禁物。
ちょっと食べられたら今日はいっか~くらいの気持ちで、子どもの好き嫌いにはゆる~く・なが~く付き合いましょう。
① おじいちゃんやおばあちゃんに応援団になってもらう
② 一緒に実際に育ててみる
③ レシピサイトを味方にしていろんな調理法を試す
試せそうな方法があったら、ぜひ試してみてください!
そして、他に良い方法があったら教えてもらえると嬉しいです。