みなさん、こんにちは。かのんです!
さて、みなさんのお子さんはお手伝いをしますか?
決めてるけどなかなか…
気が向いたらやってくれるけど…
というおうちから、
お手伝い大好き!
率先してやってくれます!!
というおうちまであるでしょうか。
今回は、
やってほしいと思っているけど、どんなことを頼んだらいいのか分からない。
他のおうちではお手伝いにどんなことをしてるの?
という方に向けて、かのん家の場合について書いてみたいと思います。
1. お手伝いはお仕事
ん、いきなりどういうこと?(笑)
と思われたかもしれませんが、かのん家では一般的に言う「お手伝い」を「お手伝い」とは言わず、「お仕事」と呼んでいます。
なぜかって?
「お手伝い」って言葉、責任なさそうじゃありませんか?
なので、あえて「お仕事」と呼んで、責任もってやってもらえるように意識しています。
とは言っても、かのん家には決まった「お手伝い」(このブログの中では分かりやすいように「お手伝い」で統一しますね)はないので、「毎日きちんとやる」といったところまでは求めていません。
いつの日か、そこまで責任を持ってやってくれるようになるといいけど(笑)
我が家でのお手伝いに対する「責任」は、「やると言ったら最後までやること」です。
自分から率先してやるお手伝いも、お願いされてやるお手伝いも、「やる」と引き受けたからには最後までやる。
途中のヘルプ要請はアリです。
というわけで、かのん家のお手伝いの1つ目の目的は、「自分のすることに責任をもつ」ことを学ぶことです。
2つ目、それは「必要最低限の生きる力を身に着ける」ことです。
私は2011年の東日本大震災を経験して、直接の被災地にいらっしゃった方ほどではないですが、考え方が大きく変わりました。
もしかしたら、突然、親子離ればなれになるかもしれない。。。
その時が来たら、避けることはできません。
なので、私たち両親がすぐに自宅に戻ってこられない状態でも、子どもたちだけで最低限食べられて、避難しなければいけない時にはどうするか、どこに行くか、などを子どもたちと機会のあるごとに話しています。
かのん家では、この2つがお手伝いの目的です。
2. どんなお手伝いをしている?
じゃ、一体どんなことをお手伝いにしているの?
という声が聞こえてきそうなので、書き出してみます。
- お米研ぎ
- お風呂の準備(ふたをしてスイッチを入れる)
- お布団の上げ敷き
- 食卓準備(テーブルを拭く、箸を並べる、おかずなどをよそった食器をテーブルに運ぶ)
- 新聞を取ってくる
- 近所のスーパーへのおつかい
よくあるのはこんな感じ。
おつかい以外は、ほぼ毎日です。
布団の上げ敷きなんかは、おうちによっては自分が寝る布団なんだから当たり前!っていうところもあるかもしれません。
かのん家もどちらかというとこの考え方ではありますが、時々私たち(かのんとムッシュ)のお布団も一緒にひいてくれることがあるので、お手伝いに入れておきます。
かのん家では、誰がどのお手伝いをするのかは特に決めていません。
指名してお願いすることもありますが、それ以外は「やれる人がやる」です。
誰がどれをやるか、を決めない理由。
それは、やらないことに対して私が腹を立てたくないからです。
決めてしまうと、そのお手伝いをやらないことが気になって、こちらも腹が立ちます(笑)
でも、決めなければ、他の子にお願いすることもできるし、自分でやっても腹が立つことはありません。
デメリットは、頼んでも断られることがあることくらいでしょうか?
3. お手伝いをしたらお小遣いをあげている?
かのん家では、お手伝いをしたからといってお小遣いをあげていません。
ついでに言うと、月々のお小遣いもあげていません。
実は数年前に一度、週ごとにやるお手伝いを各自選んで決めて、そのお手伝いをきちんとできたら、週の終わりにお小遣いを払う、という風に決めていた時期がありました。
額はやるお手伝いの種類によって変わります。
が、気づきました。
少なくとも我が家の子どもたちには、これではちっとも意味がない。
どういうことかというと、お手伝いよりもお小遣いの方に意識がいってしまい、「お手伝いをしたからお小遣いがもらえる」ではなく、「お小遣いをもらうためにお手伝いをやる」と考えていることが分かったんです。
それからはやめました。
実際、私たち大人も「お給料をもらうために仕事をしている」わけで、「お小遣いをもらうためにお手伝いをやる」という考え方が悪いことだとは思いませんが、もうちょっと本質的なところを子どもたちには知ってもらいたいなと思いました。
なので今は、お手伝いを率先してやってくれた時や、他の人を喜ばせようと思って何かをしてくれた時(たとえば、私は毎朝コーヒーを飲みますが、そのために豆を挽いてくれたりとか)に、「お母さんの嬉しい気持ち」の代わりにいくらかを渡しています。
4. お手伝いのまとめ
みなさんのおうちと比べてどうだったでしょうか。
お手伝いは
- 「自分のすることに責任をもつ」ということを学ぶため
- 「必要最低限の生きる力を身に着ける」ため
に、お小遣いがあってもなくても、「おうちのことはみんなで協力してやる」が、かのん家のモットーです。
もう少ししたら、兄くんや弟くんには簡単な調理ができるようになってほしいと思っていますが、果たしてそんなお手伝いに興味を持ってくれるのか?(笑)
これからも新しいお手伝いが少しずつ加わって生きそうです。
それではみなさん、よい一日を!