みなさん、こんにちは。かのんです!
お正月、3連休と終わり、今日から本格的にお仕事開始という方もいらっしゃるでしょうか。
お正月といえば、子どもたちにとって何よりも楽しみなのがお年玉ですよね。
かのん家の子どもたちも、毎年じじ・ばぁばと私の兄弟(ムッシュはひとりっこ)からお年玉をいただいています。
両親も、私の弟と妹も、私たちの時代よりも親戚の数が少ない(お年玉をもらえる相手が少ない)ので子どもたちの楽しみが減ってはかわいそうだからと、私たちが帰省しなくても毎年ありがたいことに、ちゃんと用意してくれます。
さて、お年玉の話から始まった今回のブログですが、今回のテーマは「お小遣い」です。
以前、「子どものお手伝い、何をどうする?」でも少し書きましたが、かのん家のお小遣いについての考え方・渡し方について紹介します。
「子どもが小学生になったけど、お小遣いはあげたほうがいいの?」と悩んでいらっしゃる方の参考になると嬉しいです。
かのん家のお小遣いについての考え方
基本的に、おやつも学習に必要なものもすべて親が購入するので、お小遣いはそれ以外でどうしても自分が欲しいものを買うためのお金という認識です。
ご家庭によっては、子どもたちがお金のやりくりを身に着けられるよう、おやつや学習に必要なものも自分のお小遣いの中から出させるというおうちもあると思います。
我が家ではこの方法は取り入れていませんが、これはこれで、素敵なやりかたですね。
子どもたちがもう少し大きくなり、お金の「使い方」を身に着ける段階に来たら、かのん家でもこの方法を取り入れるかもしれません。
ですが、我が家はまだその前の段階。
まずは、お金を受け取って・貯める力をつけてほしいと思っています。
「受け取る」とは、どうすればお金は手に入れられるのかということ。
何も考えずに毎月定額のお小遣いをもらって、それを当たり前のことと思っては欲しくないなぁと私は思っています。
そのお金ってどこから来ているの?という疑問を持ってもらいたい。
そして、何もしなくても手に入るものではないということを理解してもらいたい。
「貯める」はそのままですね。
「買って」と言えば、なんでも買ってもらえると思う子どもには育ってほしくない。
大抵のものはお金を支払えば手に入る時代だからこそ、ときには我慢する力・自分の感情をコントロールできる力を身に着けてほしい。
私は、お小遣いはその力を養うためのものだと思っています。
ちなみに、最初に「おやつも学習に必要なものもすべて親が購入するので」と書きましたが、それ以外のお菓子などをまったく買ってやらないというわけではありません。
そこまでストリクトではありませんが、あえて言うなら、ムッシュがこの点では子どもたちに甘く、私のほうが厳しいかもしれません。
かのん家のお小遣いのあげ方
数年前まで、我が家ではお仕事制を採用していました。
とある講座を受けて、「いいな」と思ったので始めてみたのですが、我が家ではうまくいきませんでした。
「お仕事制」とは、簡単に言うとお手伝いの単価をあらかじめ決めておき、そのお手伝いをしたらその単価×日数分を支払うというものです。
我が家では1週間ごとに子どもたち3人と私とで話し合い、どのお手伝いをするかを決めていました。
子どもたちは、
①単価の高さにつられてお手伝いを選ぶ→お手伝いが続かない、か
②簡単そうなお手伝いを選ぶ→もらえるお小遣いが少なくて、つまらなくなる
のどちらかに陥って、お手伝いが続きませんでした。
私もやらなければ支払いがないだけなので放っておけばよいのですが、私の性格上、決めたならやってもらいたいという気持ちがむくむくとわき、その結果、私が催促する、急かす、子どもたちが腹を立てる、と最悪のスパイラルでした(苦笑)
また、この方式を続けているうちに子どもたちの中で、「お手伝いをしたからお小遣いがもらえる」のではなく、「お小遣いをもらうために、どちらかと言えば仕方なくお手伝いをする」という風に、意識が変わってしまったのを感じました。
そのため、我が家では「お仕事制」は早々に中止となりました。
では、今現在はどうなのかというと、特に名前はないですが「お礼制」とでも言いましょうか。
子どもたちが進んで何かを手伝ってくれたときや、こちらがお願いして快く引き受けてくれたときに、私の感謝の気持ちということで、子どもたちにいくらかお金を渡しています。
特に決まった単価もなく、かといって「お礼」なので不定期であるため、以前の「お仕事制」のときに比べたら1回に渡す金額はちょびっと多めにしています。
この方法の良いところは、親の私のほうに「やると決めたことをやっていない」と感じるストレスがなく、子どもたちも「お礼」をもらえたときに、とても喜んでくれるというところです。
「お礼方式だと、お父さんやお母さんの気まぐれしょ」と言われちゃう場合にこの方法は使えないかもしれませんが、かのん家では今のところお互いに不満もなく、わりにうまく機能しているのでは?と思います。
かのん家の子どもたちのお小遣いの使い道
さて、では、我が家の子どもたちは何にお小遣いを使っているのでしょうか。
最近で言えば、旅行に行ったときに欲しいと思ったものや、初詣のときのおさい銭と出店の食べ物。
あと、兄くんと弟くんは基本的に自分が欲しいもののためにお小遣いを貯めています。
兄くんは、スイッチ(ゲーム機)を買うため(かのん家では、親はゲーム機を買い与えないと宣言してあります。同時に、自分たちでお金を出して買う分には口は出さないとも伝えてあります)。
弟くんは、プレゼントでは高価すぎて買ってもらえない(ごめんよ)鉄道模型を買うためだそうです。
妹ちゃんは、そのとき欲しいと思ったものを買っちゃうタイプなので、特に貯めてはなさそうです。
3人3様ですが、それぞれにお金の上手な使い方を学んでくれるといいなと思っています。
お小遣いまとめ
お小遣いのあげ方にも正解がないからこそ、親としてはどうしたらよいか悩みます。
「少しは募金にも回してみようね」
「本当に欲しいものだったら思い切って使ってみたら?」
逆に、「それって本当に欲しいの?今使って後悔しない?」
など、どこまでアドバイスするか、口をはさんでよいものか、私も日々迷いながらやっています。
それぞれの家庭や子どもの性格に合った方法が見つかるといいですね。
私もまだまだいい方法を探しています!
それでは、みなさん今日も笑顔の一日を過ごしてくださいね!